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2011年12月

2011年12月22日 (木)

安愚楽牧場社長が自己破産 負債2億円!

 「安愚楽牧場社長が自己破産 負債2億円」
 和牛オーナー制度が行き詰まり、破綻した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県)の三ケ尻久美子社長が東京地裁に自己破産を申請し、開始決定を受けたことが21日、関係者への取材で分かった。決定は21日付で、負債額は約2億円。

 法人の安愚楽牧場は8月9日に民事再生法の適用を申請。しかし、選任された管財人らが調査した結果、「牧場や牛を売却しなければ財産保全はおろか、餌代をまかなえず大量の牛が餓死しかねない状況」であることが判明し、今月9日、破産手続きに移行した。安愚楽牧場の負債総額は約4300億円。大部分は出資者約7万3千人への負債となっている。
 2011/12/21 21:58【共同通信】

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急報!! 安愚楽被害:本日午後5時、安愚楽牧場の社長三ヶ尻久美子が対抗的自己破産! #agura 20111221 22:38加筆あり

本日2011年12月21日午後5時、東京地方裁判所民事第20部の決定により、安愚楽牧場の代表取締役社長の三ヶ尻久美子が自己破産しました。

内容は下記のとおりですが、今後は、東京地方裁判所民事第20部から選任された中立的な破産管財人の柴田祐之弁護士のもとで、管財人処理が進められることになります。

が、この破産は、以下の述べるとおり、全国安愚楽牧場被害対策弁護団で申し立てた債権者破産の申し立てに対して、対抗的になされたもので、きわめて遺憾です。
2011.12.21【弁護士紀藤正樹 LINC TOP NEWS BLOG版】

1 債権者集会は、2012年7月2日午後1時30分 場所⇒東京簡裁棟5階(東京地裁民事20部集会場)
2 債権届け出の期限は、2012年2月8日
3 三ヶ尻久美子社長の破産申立ての代理人は、安愚楽牧場の顧問弁護士土屋東一弁護士⇒http://niben.jp/orcontents/lawyer/detail.php?memberno=1284
4 東京地方裁判所から選任された破産管財人は、柴田祐之弁護士⇒http://www.lmlo.jp/affiliate04.html

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 安愚楽牧場の代表者三ヶ尻久美子の自己破産ニュース。東京弁護団の債権者破産に対抗して、自己破産申し立てとは…。債権者説明会では、社長は、自己の全財産を投げ打って、私財を提供すると述べていたのだが、一体何をしていたのか?
 弁護団としても、新たに選任される破産管財人に、資産隠しがないか、偏波弁済がなされていないのかなどの、徹底した調査を求めていく必要があります。

2011年12月14日 (水)

和牛オーナー広がる不安 安愚楽牧場が破産手続き

2011/12/13 11:50 日本経済新聞 電子版

 4300億円以上の負債を抱え8月に経営破綻した安愚楽牧場(栃木県)の破産手続き開始が決まり、約7万人の「和牛オーナー」の間に契約金の回収への不安が広がっている。同社は高配当をうたって繁殖用の牛への投資を募ってきたが、返金は契約金の1%程度との見通しも。各地で被害者弁護団が結成され、民事・刑事両面で責任追及の動きが出ている。

 「もう大半のお金は回収できないんじゃないか」。約2年前から安愚楽牧場の和牛オーナーになった埼玉県三郷市の元会社員の男性(56)は、契約金約100万円の回収の見通しが立たない現状にため息をつく。

 年1回の配当は、昨年8月に初めて約3万円を受け取っただけで、今年8月にはゼロ。会社からは同月の破綻直前まで高配当をうたう勧誘チラシが届き、「経営破綻が分かっていたのにオーナーの勧誘を続けていたのではないか」と憤る。

 関係者によると、安愚楽の和牛オーナー制度は、契約金を払って繁殖牛のオーナーになれば、生まれた子牛を同社が買い取った代金から「利益金」が還元されるという仕組み。会社側は「年間に契約額の3~4%程度の配当が得られる」「契約金は契約満了時に返金する」と説明していた。

 しかし、頭数が増えるごとに配当の維持が難しくなり、資金繰りが悪化。昨年ごろから契約金と配当率を併せて引き上げるなどしたが、行き詰まったという。

 東京地裁は9日、安愚楽牧場の破産手続き開始を決定。農林水産省によると、同社が所有する牛の数は10月時点で約13万3千頭で、オーナーは約7万人に上る。消費者庁の調査で、繁殖牛の実数が4年以上前から契約頭数の55~69%にとどまり、一部で飼育実態がなかったことも判明した。

 全国安愚楽牧場被害対策弁護団(東京)の紀藤正樹弁護士は「1億円以上の契約金を払ったオーナーもいるが、債権者の手元に戻るのは1%程度かもしれない」と厳しい見通しを示す。

 安愚楽から牛を預かっていた約340の畜産農家の状況も深刻。長崎県西海市の畜産農家の男性(49)は、専属契約で約1200頭の牛を預かり、月約400万円の預託料を得ていたが、同社の破綻で収入はゼロになった。管財人側からは全頭売却する方針を伝えられ、「牛がいないと仕事にならない」と頭を抱える。

 今年夏以降、全国各地でオーナーらを支援する弁護団が結成され、これまでに約7千人のオーナーらが民事訴訟や刑事告発も視野に入れて同社の責任を追及する準備を進めている。埼玉県内の弁護団の団長を務める福村武雄弁護士は「無理な配当を掲げ、契約金の償還を先送りしてきた会社の責任は重い」と指摘する。

 安愚楽牧場の管財人弁護士は「早期に牧場や牛の処分を進めることで、債権者の利益に資すると考えている」としている。

2011年12月12日 (月)

安愚楽牧場のからくり 資金不足、新規契約で穴埋め!(日経新聞・電子版)

安愚楽牧場のからくり 資金不足、新規契約で穴埋め
事業計画立案も融資交渉失敗 2011/12/11 18:46 日経新聞・電子版

9日に破産手続きを開始した安愚楽牧場(栃木県那須塩原市)が、和牛オーナー契約収入のほとんどを、契約者への配当や解約金の支払いに充て、事業資金が慢性的に不足していたことが同社の資産内容を調査した監査法人の報告や元経営幹部の証言で明らかになった。

同社は2009年以降に農林中央金庫などJAバンクグループや銀行から融資を受けようと、食品加工で稼ぐ総合畜産会社化を目指す事業計画を立案したものの、融資交渉は失敗。不足資金をオーナー契約の拡大で埋め、経営破綻を先延ばししていたようだ。

 ある元経営幹部は「減配や無配にすれば解約ラッシュが起きて、事業の継続はたちまち困難になる。事業を縮小均衡させて立て直すことは資金不足で選択できなかった」と語った。

 事業が実質的に赤字状態であるにもかかわらず、安愚楽牧場は和牛オーナーに対し予定通りの年4~8%とも言われる高配当を続けていた。

 8月に安愚楽牧場が申し立てた民事再生手続きで同牧場の財産評定を担当した監査法人の報告によると、同社は2011年3月期までの10年間に和牛オーナー契約の新規獲得や更新で累計6164億円を集めた。

 一方で同じ期間中に、満期解約(繁殖牛の買い戻し)に3902億円かけ、配当(子牛買い取り)に1505億円を支出し、契約で集めた資金の9割近くが流出していた。牛へのエサ代や契約農場への預託費用など育成費1924億円の負担を加えると、この期間の和牛オーナー事業の資金収支は大幅な赤字だった。


 時価の10倍前後、1頭400万円以上もの値段で安愚楽牧場がオーナーに販売した繁殖牛の価値は、同社の経営破綻で暴落。9月5日時点での財産評定では、牧場、建物なども含めて資産総額はわずか132億円だ。

 和牛の処分が遅れれば、資産も飼料代に消えていく。東京地裁が11月8日、民事再生手続きの廃止を決定。破産が決まったのを受けて、安愚楽牧場は取引のあった飼料会社や契約農場などに対する和牛のまとめ売りを加速。畜産関係者によると、1頭数万円での処分が進んでいるもようだ。


 消費者庁も11月末、繁殖牛としてオーナーに販売した10万頭前後の牛のうち3~4割は子牛など繁殖牛ではなかったとして、景品表示法違反(優良誤認)だと認定、違反事実の公表を同牧場に命じている。

 経営陣主導の民事再生手続きが廃止され、管財人主導の破産処理に切り替わったことで、経営陣の責任はあらためて検証される見通しだ。安愚楽牧場の厳しい経営の実情を知りうる立場にあった監督官庁や大口取引業者の責任を問う声も出ている。(編集委員 樫原弘志)

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 この日経新聞・電子版は、安愚楽牧場側が民事再生手続きの終盤に提出した財産評定書や監査法人の報告書を前提に書かれているようである。非常に説得的かつ問題点を正しく指摘している。
 オーナー契約で10年間に6164億円を集めながら、繁殖牛買い戻し費用(解約)で3902億円、子牛買取費用で1505億円、そしてオーナー牛育成育成費用1924億円を加えると大幅な赤字状態である。また、出荷牛収入や食品加工で補えていたかというと、自社牛の育成、本部費用・営業費用、設備費用などもかかり、赤字は解消できていない。結局のところ、新規契約をとることでしか回らない、自転車操業の状態にあったというべきであろう。

2011年12月 9日 (金)

安愚楽牧場 破産手続開始決定!

安愚楽牧場の民事再生手続が廃止され、東京地裁は、12月9日午後5時破産手続開始を決定したようである。破産管財人には、保全管理人でもあった、渡邊顯弁護士が選任されている。
http://www.agura-bokujo.co.jp/g-navi/news/index.html
なお、債権者集会は、平成24年5月30日午後1時30分~となっている。
破産手続開始決定通知には、開催場所が記載されるはずであるが、現在、日比谷公会堂を予定しているらしい。

Q&Aによると、民事再生手続における再生債権届出は、破産債権届出として取り扱われる予定である。まだ、12月6日以降の再生債権届出であっても、破産手続上の債権届出と扱うようであり、失念している被害者の方は、送付されていた届出書を利用して提出しておくとよい(大阪弁護団の委任者は、預かった債権届出書を提出済みです)。

また、各新聞報道にみられるように、牧場や牛は裁判所の許可のもと、売却がほぼ完了したようである。破産手続開始の前にも、えさ代の支出が困難となり、牛の餓死を避けるために、早期売却を進めたと説明している。保全管理人の処理としては、やむを得ないであろう。
しかし、本年8月に民事再生手続を申し立てた代理人弁護士や安愚楽経営者は、その3ヶ月間一体何をしていたのであろう。牛の飼育と資産劣化のため、民事再生手続を選択したのではなかったのか、非常に憤りを感じる。

また、オーナーの牛の所有権は一体どうなったのか、という疑問も生じるが、破産管財人としては、オーナーの立場を実質的には、担保的な権利と認めて処理を進めたと回答している。オーナー牛の売却代金は、担保権者であるオーナーに優先的に配当されるべきことになると推測するが、売却価格・飼育費用額によっては、厳しいことも予測される。

なお、三ヶ尻社長は、債権者説明会で全財産を提供するとあれだけ強調していたのに、まだ実行されていないようである。なんと無責任なことか。
破産管財人の説明では、三ヶ尻社長や元役員に対する損害賠償請求に関しては、その可否の判断に足りる情報を有していないとのことであるが、ここは弁護団として経営陣及び関係者に対し、きっちりけじめを求める所存である。

2011年12月 1日 (木)

安愚楽牧場に措置命令!

安愚楽牧場に措置命令 県内オーナー「許せない」

消費者庁が公開した、安愚楽牧場がオーナーを集めるために偽って出していたとされる広告  経営破綻し、破産する見通しの「安愚楽牧場」(那須塩原市)に対し、消費

者庁が30日、景品表示法に基づく措置命令を出したことを受け、県内のオーナーからは「和牛オーナー制度自体がでたらめだったのか」など怒りや不信の声が相次いだ。専門家からは、破産直前になっての行政処分に対し、遅れを指摘する声も上がった。

 夫婦で約5400万円を出資してきた宇都宮市の男性(76)は、「でたらめじゃないか」と怒りを隠さない。貯金や退職金のほとんどを出資。「安愚楽が提供してくれた旅行や観劇を楽しんでいる場合ではなかった。今後の生活が不安で仕方ない」という。

 最近数年、恒常的に繁殖牛が足りない状態だったにもかかわらず、広告を出し続けた同社に対し、不信感は高まっている。

 約15年前から2000万円以上を出資している栃木市の女性(72)は「自分の牛がいないなら、和牛商法自体が架空の話だったということ。絶対許せない」と憤る。…

 …

 日弁連消費者問題対策委員長の池本誠司弁護士は「契約に見合う事業の実体がなかったということ。消費者庁にはもっと早く動いてほしかった」としつつ、「今後、同社の事業を買い取る人間が参考にするなどの効果はあるのでは」と一定の評価を下した。

2011121  読売新聞)

安愚楽牧場「広告は虚偽」、消費者庁が措置命令

 和牛オーナー制度で知られ、破産手続きに移行中の「安愚楽牧場」(栃木県那須塩原市)が虚偽の広告でオーナーから出資を募っていたとして、消費者庁は30日、景品表示法に基づき、同社に対して違反を周知するよう求める措置命令を出した。

 同庁によると、同社は遅くとも2006年度以降、雑誌で「繁殖牛(母牛)のオーナーになれる」などと宣伝。出資して繁殖牛のオーナーとなると、出産した子牛の売却代金を配当として受け取る仕組みだと説明していた。

 しかし、出資金額などから計算すると、本来、今年3月時点で9万7986頭の繁殖牛がいるはずなのに、実際には67%の6万5572頭しかいなかった。こうした状態は06年度から続いていたという。

 同庁は「オーナーの多くは、繁殖牛を所有し、毎年生まれる子牛を買い取ってもらうという分かりやすさにひかれて出資したが、その実態はなかった」として、虚偽や誇大広告を禁じる景品表示法に違反すると判断した。

20111210046  読売新聞)

安愚楽牧場:消費者庁が行政処分 繁殖牛、契約頭数達せず

 和牛オーナー制度で多くの出資者を集め経営破綻した「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県那須塩原市)が飼育していた繁殖牛が、出資者の契約頭数より少なかったことが30日、消費者庁の調べで分かった。同庁は広告の内容と乖離(かいり)があり景品表示法に抵触するとして、同法に基づき違反の事実を公開するよう命じる処分をした。

 同社は出資者に繁殖牛のオーナーになってもらい、生まれた子牛の売却益を配当にあてる方式を雑誌広告などで紹介し、出資を募集。オーナーは全国で約7万人に上る。消費者庁によると、遅くとも07年3月ごろから繁殖牛の数がオーナーの契約頭数の55~69%にとどまり、繁殖能力のないメスの子牛やオス牛も含め数合わせをしていた。同社は消費者庁に「配当を支払えばオーナーに迷惑はかからないと思った」と説明しているという。

 今回の処分について、約10年前から1億円を投資した群馬県の女性(47)は「広告も頻繁に出ていて経営は安定していると思っていた。行政処分がもっと早ければ、ここまで投資は膨らまなかった」と話す。全国安愚楽牧場被害対策弁護団団長の紀藤正樹弁護士は「ビジネスモデル自体が破綻していて詐欺に近い行為が明らかになった。警察の捜査の端緒になるだろう」と期待する。弁護団への相談は6000件を超えたという。【曽田拓、水戸健一、中村藍】

毎日新聞 20111130日 2110分(最終更新 121日 005分)

破綻の安愚楽牧場、景表法違反で措置命令

日経新聞 2011/11/30 20:21 (2011/11/30 22:45更新) 

経営破綻した安愚楽牧場(栃木県那須塩原市)が、契約すれば繁殖牛の所有者になれるなどと広告しながら、破綻の4年以上前から実際に飼育している頭数が契約頭数の7割に満たなかったことが30日、消費者庁の調査で分かった。同庁は同日、消費者に著しく優良と誤認させる表示だとして、同牧場に景品表示法違反(優良誤認)で措置命令を出した。

 同庁によると、同牧場は、経済誌など雑誌の広告に、契約期間中に買い取った牛が死んでも、牧場が所有する代替牛を提供するなどと表示。しかし実際は、遅くとも2007年3月ごろ以降、同牧場が飼育する繁殖牛の全頭数は、オーナーの持ち分として契約した総頭数の55.969.5%で、不足分は生後6カ月未満の子牛や繁殖できない牛を充てていたという。

 同牧場側は同庁の調査に「雄はまずいが雌なら利益を還元できればいいという認識だった」と話したという。

 同牧場は、昨年発生した口蹄疫(こうていえき)や東京電力福島第1原発事故を理由に、8月に民事再生法の適用を申請したが、11月8日に東京地裁が再生手続きの廃止を決定し、破産手続きに移行する見通し。

安愚楽牧場に対する景品表示法に基づく措置命令について(消費者庁)

                            平成23年11月30日
                                    消費者庁
     株式会社安愚楽牧場に対する景品表示法に基づく措置命令について
 消費者庁は、本日、株式会社安愚楽牧場(以下「安愚楽牧場」という。)に対し、「黒毛和種牛売買・飼養委託契約」に基づく役務の取引に係る表示について、景品表示法第6条の規定(同法第4条第1項第1号(優良誤認))に基づき、措置命令(別添参照)を行いましたので公表します。

1 安愚楽牧場の概要
 所 在 地 栃木県那須郡那須町大字高久丙1796番地
 代 表 者 代表取締役 三ケ尻 久美子
 設立年月 昭和56年12月資 本 金 3000万円

2 措置命令の概要(用語は別表「定義」欄参照)
⑴ 違反事実の概要
ア 本件役務
(ア) 安愚楽牧場は、オーナーに対して、本件契約に基づき、以下の①~④を内容とする役務を供給していた(別紙1)。
① 安愚楽牧場は、オーナーに対し、繁殖牛を販売すること。
② オーナーは、安愚楽牧場に対し、売買・飼養委託契約金を支払った上で、契約に定める期間を通じて、繁殖牛の飼養を委託し、安愚楽牧場はこれを受託すること。
③ 安愚楽牧場は、オーナーから繁殖牛が出産した子牛を買い取り、オーナーに対し、利益金を年1回支払うこと。
④ 安愚楽牧場は、契約期間経過後、オーナーから繁殖牛を買い戻すこと。

(イ) 安愚楽牧場は、本件役務について、事業年度ごとに売買・飼養委託契約金、契約期間、持分等を異にする様々なコースを設定していた(別紙2)。安愚楽牧場は、平成22年度以降、例えば、「まきば若葉」と称するコースについて、売買・飼養委託契約金、契約期間及び利益金を据え置いたまま、共有持分を5分の1頭から10分の1頭に引き下げている。この結果、契約数及び契約金額は増加することとなった(別紙3)。

イ 対象表示
(ア) 表示媒体 あるじゃん、週刊ダイヤモンド、レタスクラブ等の雑誌広告
(イ) 表示期間 遅くとも平成19年3月頃以降
(ウ) 表示内容
安愚楽牧場は、例えば、以下の表示例のとおり、本件契約を締結すれば、オーナーは契約期間を通じて繁殖牛の所有者となる旨を表示。

○ 表示例(「あるじゃん(平成23年9月号)」(平成23年7月21日発売))
 1年目に1頭目の子牛誕生。子牛は安愚楽牧場が買い取り、飼養管理費を差し引いた利益金9,000円が還元される。
 これは、安愚楽牧場の繁殖牛、つまり、子牛を出産させるために飼育している母牛のオーナーになってもらう制度です。
 繁殖牛が子牛を産むと、安愚楽牧場が買い取り、買取代金から牛のエサ代などを差し引いた金額を「利益金」としてオーナーの方にお支払いします。
 万一、契約期間中にオーナーになっていただいた牛が死亡した場合は、安愚楽牧場が保有する代替牛を提供しますから、ご安心ください。2年目に2頭目の子牛誕生。2回目の利益金9,000円が還元される。

ウ 実際
遅くとも平成19年3月頃以降、各事業年度末において、安愚楽牧場が飼養する繁殖牛の全頭数は、オーナーの持分及び共有持分を合計した数値に比して過少であった(比率:55.9パーセント~69.5パーセント。別紙4参照)。このため、安愚楽牧場は、オーナーを管理するシステム上、繁殖牛を割り当てることができないオーナーに対し、雌の子牛、雌の肥育牛その他の牛を割り当てていた(繁殖牛及び肥育牛のライフサイクルは別紙5参照)。

⑵ 命令の概要
前記⑴イの表示は、本件役務の内容について、一般消費者に対し実際のものよりも著しく優良であると示すものであり、景品表示法に違反するものである旨を、一般消費者へ周知徹底すること。

【本件に対する問合せ先】
消費者庁表示対策課
担当者:植木、金子、竹島、栗田
電話 03-3507-9239
ホームページ http://www.caa.go.jp/

安愚楽牧場:北海道の直営「天塩牧場」を売却

安愚楽牧場:北海道の直営「天塩牧場」を売却

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111120k0000m040076000c.html

 経営破綻した安愚楽牧場(栃木県)が北海道天塩町で直営していた「天塩牧場」が、稚内市の牧場に売却されたことが分かった。従業員約20人の雇用は継続するが、近隣農家との預託契約は「牧場の受け入れ限度を超えている」としており継続は難しい状況だ。

 道内に8カ所ある安愚楽の直営牧場のうち、売却が明らかになったのは初めて。

 購入したのは、栃木県の「ジェイイーティーファーム」の関連会社で稚内市にある「宗谷岬牧場」(阿部忠男社長)。天塩牧場所有の牛3000頭や土地などを引き継ぐが、購入金額は公表していない。

 関係者によると、天塩牧場では近隣農家十数戸と預託契約を結び、母牛を飼育させていた。阿部社長は「天塩町などからの要請もあり購入を決めた。預託契約については現段階で白紙だが、農家からの要請があれば話し合いたい」と話している。【横田信行】

毎日新聞 20111119日 2211

破綻の安愚楽牧場、北海道の直営牧場を売却

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111119-OYT1T00767.htm

約4300億円の負債を抱え、破産手続きに入る予定の「安愚楽(あぐら)牧場」(栃木県那須塩原市)が、北海道天塩町に所有する直営牧場を稚内市の牧場に売却していたことが19日、わかった。

 保全管理人の弁護士は、資産売却の方針を示しており、今後売却が進むとみられる。

 売却されたのは天塩町の「安愚楽牧場天塩牧場」。生後約10か月までの牛約3000頭を飼育している。買い取った宗谷岬牧場によると、8日以降、同社と協議を進め、16日に契約したという。同牧場の阿部忠男社長は、子牛を引き取る関係にあった安愚楽牧場の預託農家との取引継続は現状では難しい、としている。

201111192033  読売新聞)

破綻の安愚楽牧場、湯浅商事に直営牧場売却へ

2011/11/16 14:24
日本経済新聞 電子版

 8月に4330億円の負債を抱えて経営破綻した安愚楽牧場(栃木県那須塩原市)は16日までに全国約40カ所に持つ直営牧場を中堅の飼料商社、湯浅商事(名古屋市、湯浅薫社長)に売却、300カ所以上ある預託牧場の和牛は未払いの預託料と相殺する方式で契約農家に優先譲渡する方針を決めた。

 湯浅商事は牧場部門も持つ飼料販売会社で、破綻後の安愚楽牧場にも飼料供給を続けている。同社は各地の取引先などに牧場を再譲渡するものとみられる。

 安愚楽牧場は民事再生手続きによる資産処分を計画していたが、東京地裁が今月8日に同手続きの廃止を決定。渡辺顕弁護士を保全管理人に任命し、破産処分への移行を準備している。

 同牧場では破綻後も直営牧場や契約農家の牧場で継続管理している約13万頭の和牛の飼料代が大きな重荷になり、和牛の栄養状態の悪化や投資家など債権者への配当財源の流出が懸念されていた。

消費者庁「放置」に批判 安愚楽問題で自民PT

消費者庁「放置」に批判 安愚楽問題で自民PT 省庁間の認識に違い

(1116日 朝刊)

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20111115/660846

 自民党の消費者問題調査会安愚楽牧場問題対策プロジェクトチーム(PT)が15日、同党本部で開かれ、消費者庁や農林水産省、全国安愚楽牧場被害対策弁護団など関係者ヒアリングを行った。安愚楽20+ 件牧場からの預託法順守状況の報告を、消費者庁が事実上放置状態にしていた問題で批判の声が上がった。

 安愚楽牧場への対応について農水省は2009年1月、預託法に基づき初の立ち入り検査を実施し、貸倒引当金などが計上されていないことや監査体制の改善を指摘。同3月には財務状況などの定期的な報告を指示した。

 同9月に事務や資料を引き継いだ消費者庁は、10年7月ごろに安愚楽牧場から定期報告の連絡があったが、報告を受けなかった。同庁は「09年7月の段階で引当金不記載の不備は改善されたと確認されていて、農水省から『おおむね問題はない』と引き継いでいる」と説明。一方、農水省は「監査体制の整備について引き続き定期報告を指示している旨を消費者庁に伝えた。『問題ない』という引き継ぎをしたとは聞いていない」と指摘するなど、省庁間で認識の違いが明らかになった。

 同弁護団長の紀藤正樹弁護士は「10年7月ごろは口蹄疫の問題があった時期で、報告を受けなかったのは失策に近い。不作為どころか作為による被害の放置だ」と強調した。

民事再生手続廃止決定及び保全管理命令発令について

○保全管理人就任のご挨拶(PDF

○保全管理命令にあたってのQ&A(PDF

○民事再生手続廃止決定及び保全管理命令(PDF

○包括的禁止命令(PDF

債権者各位
            保全管理人就任のご挨拶
                        株式会社安愚楽牧場
                        保全管理人 弁護士 渡 邊 顯
前略
当職は、この度、株式会社安愚楽牧場(以下「安愚楽牧場」といいます)の民事再生手続が廃止されたことに伴い、東京地方裁判所から発せられた保全管理命令により保全管理人に選任されました。
この保全管理命令は、これまでの民事再生手続が廃止され、安愚楽牧場について破産手続の開始決定がなされるまでの間、安愚楽牧場の財産を保全するよう命ずるものです。財産の保全を目的とするものであるため、安愚楽牧場と債権者の皆様との関係は何の影響も受けませんし、安愚楽牧場の事業も当面継続されます。
民事再生手続の廃止の経緯については次のとおりです。
当職が、平成23年11月4日に東京地方裁判所から発せられた管理命令に基づき、管財人として安愚楽牧場の財産状況を調査したところ、安愚楽牧場の資金繰りが逼迫しており、早期に牧場および牧場内の牛を売却しなければ、早晩資金ショートする可能性があり、安愚楽牧場の財産保全はおろか、大量の牛が餓死し、社会問題となりかねない状況にあることが判明いたしました。
このような状況では、再生計画案の立案は極めて困難であり、手続を続行することは断念せざるを得ないと判断し、裁判所に対して民事再生手続の廃止を求める上申書の提出を行い、廃止決定を受けました。
今後は、破産手続に入ることを前提とした保全管理による早期の牧場及び牧場内の牛の処分という手段を講じることになりますが、この方が資産処分を迅速化することができ、債権者の利益に資するものと思料します。
債権者の皆様におかれましては、かかる状況につきご理解たまわり、宜しくご高配を賜りますようお願い申し上げます。
なお、保全管理命令については、安愚楽牧場のホームページ(http://www.agura-bokujo.co.jp/)におきまして、Q&Aを公表しておりますので、そちらもご参照ください。また、問い合わせについては、次のコールセンターにご連絡頂ければと存じます。

株式会社安愚楽牧場コールセンター
電話 0120-130-560
FAX 03-3274-2447

安愚楽牧場が破産へ 民事再生手続き廃止決定!

安愚楽牧場が破産へ 民事再生手続き廃止決定
2011.11.8 17:35 [倒産・破産]
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111108/trd11110817360013-n1.htm

破産した「安愚楽牧場」の和歌山牧場(和歌山県日高川町)。低金利時代、高利回りの和牛オーナー制度で人気を集めた

 和牛オーナー制度が行き詰まり、破綻(はたん)した畜産会社、安愚楽(あぐら)牧場(栃木県)について、東京地裁(鹿子木康裁判長)は8日、民事再生手続きの廃止を決定した。同社は今後、破産手続きに移行する。

 今月4日に管財人に選任された渡辺顕弁護士が同社の財産状況を調査し、「早期に牧場や牛を売却しなければ、資金がショートする可能性がある」と判断。「財産保全はおろか、大量の牛が餓死し、社会問題となりかねない」として、再生手続きの廃止を求める上申書を地裁に提出した。

 廃止決定に伴い、保全管理人に選任された渡辺弁護士によると、約13万頭の牛にかかるエサ代は月約20億円。「破産手続きに移行すれば、牛の処分などをより迅速に進めることができる」としている。

 同制度は、繁殖用の牛に投資を募り、子牛を買い取って配当する仕組み。同社は自社牧場や預託先牧場を全国展開し、会員は全国7万3千人超とされる。東京電力福島第1原発事故の影響で牛肉価格が下落するなどして経営が悪化し、民事再生法の適用を申請していた。民事再生手続きの申立書によると、負債総額は約4330億円に上る。

 同社をめぐっては、被害対策弁護団が東電への賠償請求や、詐欺罪での経営陣の刑事告訴などを検討している。

安愚楽牧場破産へ 配当・農家の影響は
2011年11月09日
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001111090005

和牛オーナー制度が破綻(は・たん)した安愚楽牧場が8日、東京地裁から民事再生手続きの廃止と保全管理命令を受けた。今後は破産手続きに移行する。命令の申し立てをしていた被害対策弁護団からは歓迎の声があがったが、全国7万人以上の出資者や預託農家への影響はまだ見えてこない。

 那須塩原市埼玉の安愚楽牧場の事務所は同日夕、混乱もなくひっそりとしていた。午後7時過ぎ、車で門から出てきた契約社員の男性(62)は「午後3時ごろ、本社(那須町)で説明を聞いた。当面は状況は変わらず、通常通り働く。不安はあるといえば、ある」と話した。

 被害対策県弁護団の須藤博弁護士は、「このまま会社が再生手続きを続けるよりは、第三者が公正で迅速な財産処理を進められるだろう」と決定を歓迎。オーナーへの配当については、「管財人がどれだけ早く会社の財産を処理できるかにかかっている。配当は(債権額の)10%にはならないだろうが、それでも再生手続きを続けるよりは増える可能性がある」という。

 オーナーのひとり、兵庫県加古川市の主婦(44)は「1割戻ってくるかどうか。それより少なかったら返金されても何にもならない」と憤る。この夏、投資金200万円分が満期を迎える予定で、全額返金を求めていた。「手続きの進捗(しん・ちょく)状況を逐一知りたい」と訴えた。

 保全管理人の渡辺顯(あきら)弁護士は8日、安愚楽牧場のホームページ(HP)で資料を公表。「オーナーが牛を受け取るという話は現実的ではない。大半の牛については売却を余儀なくされると認識している」とし、今後はHPなどで情報公開をしていくとした。

 また、預託農家への預託料については、「今後、牛の売却処分の進捗によっては、ご相談を申し上げることもある」とした。従業員の給料や退職金は確保されているとしたが、保全管理命令後の雇用継続については「ご相談申し上げることもある」とした。

 東京地裁に保全管理命令の申し立てをしていた全国被害対策弁護団の紀藤正樹弁護士はこの日声明を出し、「弁護団の懸念に対し裁判所が理解を示した」と評価。「財産の早期の回収だけでなく、関連会社や役員の責任追及も視野に入れ、できる限りの被害回復と情報公開がなされるよう努力する」とした。

.オーナー「刑事責任追及を」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20111109-OYT8T00028.htm

返済は出資額の1%切る可能性

 4300億円を超える負債を抱えて経営破綻した「安愚楽牧場」(那須塩原市埼玉)が8日、破産する見通しとなった。被害対策弁護団からはオーナーへの返済が出資額の1%を切るとの予想も明らかにされ、県内のオーナーらからは「せめて刑事責任の追及を」との声が上がった。

 1100万円を出資していた県北の男性(65)は「やはりとは思ったが…」と、破産手続きへの移行を悔しそうに話した。自宅近くの同社の牧場やレストランを訪れ、「幅広く展開していてこれなら安心できる」と出資したのが昨年11月。東日本大震災以降も、「問題は生じておりません」などと書かれた文書を信用していた。しかし、一度も配当を受け取らないまま、会社は破綻した。

 全国安愚楽牧場被害対策弁護団の見通しでは、男性への返済額は10万円を下回る可能性もある。「自分の老後を見つめ直すためにも、早くこの問題を終わらせてほしい」と男性はため息交じりに話した。

 また、300万円を出資した県東部の男性(42)は「悪くても1割は返ってくると思っていたのに。社長や役員の刑事責任を追及してもらわないと、悔しさは晴れない」と憤った。

 26頭の牛を同社から預かる県北地方の農家の男性(62)は「受け取っていない預託料約80万円を受け取り、早く安愚楽牧場と手を切りたい」と話す。2年前に預託を受け始めたが、民事再生手続きに入ってから新たな預託は止まった。未払いの預託料は6、7月の2か月分。「毎日汗をかいて育てて、1円でも良い値段でと牛を出荷してきたのに」と悔しさをにじませた。

 被害対策県弁護団の須藤博事務局長は「民事再生手続きを続けるよりは、破産の方が迅速な手続きができる」と評価。「牛は日々餌が必要な生き物。資金繰りが悪化して資金ショートしてしまう前に、売れるものは売って、出来るだけ多くの債権者に返せる金を残してもらいたい」と話した。 同社の県内での主要取引先だった那須野農協は、民事再生手続きに入って以降、現金での取引に切り替えた。役員は「破産になったとしても特段の変化はない」と話す。

 那須塩原市の安愚楽牧場本社では、閉ざされた門扉に破綻した8月以降、「社員以外立入禁止」「開放厳禁」と赤い文字で書かれた紙が張られている。この日、社内では社員が黙々と業務をこなしていた。読売新聞の取材に対し、男性社員は「こちらでは何も答えられない」とだけ話した。

(2011年11月9日  読売新聞)


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